ミニ・レビュー
ごく断片的な音型でさえも響きやリズムの部品として機能するのではなく、個々に独自の表情をもって生起しそれぞれビビッドに絡み合って動きを作っていく『春の祭典』は驚異的。2015年に楽譜が初演以来再発見されたという『葬送の歌』も後の作品の響きを彷彿させる萌芽を見せて興趣尽きない。傑品!★
ガイドコメント
シャイーのストラヴィンスキー・アルバム。「春の祭典」を中心に初期作品を組み合わせている。アバドの下に結集したヴィルトゥオーゾ集団のルツェルン祝祭管が、本作ではシャイーの下で瞠目の演奏を繰り広げる。
演奏
リッカルド・シャイー指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団 (4)ゾフィー・コッシュ(MS)