ミニ・レビュー
98年11月14日、ニュージャージー州のホールで収録。活動再開コンサート音源の蔵出しだが、復帰ソロ作『メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー』に漂う“病み上がり感”は希薄。ビ・バップ曲のソロなど、軽快そのもの。ピーコック、ディジョネットの存在の大きさが伝わるという意味でも充実作。
ガイドコメント
慢性疲労症候群で休養を余儀なくされたキース・ジャレットが復帰後最初に行なったトリオでのライヴを収録した2枚組。当時よく演奏されていた楽曲が網羅されており、ブランクを感じさせない名演が聴ける。
収録曲
[Disc 1]
01THE MASQUERADE IS OVER
02SCRAPPLE FROM THE APPLE
03OLD FOLKS
04AUTUMN LEAVES
[Disc 2]
01BOUNCIN' WITH BUD
02DOXY
03I'LL SEE YOU AGAIN
04LATE LAMENT
05ONE FOR MAJID
06SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN
07MOMENT'S NOTICE
08WHEN I FALL IN LOVE
演奏
キース・ジャレット(P) ゲイリー・ピーコック(B) ジャック・ディジョネット(DS)