ミニ・レビュー
絶頂期のカラヤンが屈指のオーケストラと優れた歌手を起用して録音したバッハ晩年の傑作。古楽演奏と比べるまでもなく響きは重厚でテンポも遅いが、隅々まで混濁のない透明感が際立つ。大編成を美しく紡ぎ上げた演奏は聴く者を深い感動に誘うことだろう。
ガイドコメント
カラヤン二度目の録音で、ベルリン・フィルとの全盛期の記録。モダン・オーケストラによるスケールの大きな、流麗なバッハで、名歌手たちと合唱団のバランスも素晴らしい。カラヤンらしい壮大な世界が広がっている。
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン楽友協会合唱団 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S) クリスタ・ルートヴィヒ(A) ペーター・シュライアー(T) ロバート・カーンズ(BR) カール・リッダーブッシュ(BS)