ミニ・レビュー
フランス近代のビッグ・ネームであり、器用でアカデミックなスタイルを誇ったサン=サーンスは、管弦楽曲も多く残している、この盤に聴くのは、当時流行していた異国趣味やアルカイック趣味を取り入れた作品の数々。準・メルクルの手際良く機能的な指揮が、作品を大いに楽しませる。
収録曲
サン=サーンス:
01アルジェリア組曲op.60
02組曲ニ長調op.49
03組曲ニ短調op.16bis (チェロとオーケストラ版)
04セレナード変ホ長調op.15 (管弦楽版)
演奏
準・メルクル指揮 バスク国立管弦楽団(オルケストラ・シンフォニカ・デ・エウスカディ) (3)ギレルモ・パストラーナ(VC)