ミニ・レビュー
ライヒのこの5年の間に作られた近作2作。仕掛はおなじみのものでタイトルも実に端的だが、響きの色自体にどこか情緒に忍び込んでくるものがある。非システマティックな作曲法に変わってきているそうだが、より人間臭い方向に向かうのだろうか。とまれ、カラフルに柔らかい。練達の音を楽しむべし。
ガイドコメント
現代音楽界の重鎮ライヒの、2013年(カルテット)と2015年(パルス)の作品を収録している。ミニマルから出発して、そのミニマルを独自に発展させながら新たな地平を切り開いた、ライヒの“今”が確認できる。
演奏
(1)インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル (2)コリン・カリー・グループ