ミニ・レビュー
ベトナム反戦運動や学生運動が盛り上がりを見せていた1968年から半世紀。当時からメッセージ・ソングを歌っていた加藤登紀子が、自ら選曲し解説したベスト盤。社会運動家としてのイメージもあるが、やはり彼女は深い歌心を持った歌手だということがひしひしと伝わってくる2枚組35曲。
ガイドコメント
加藤登紀子本人監修の2枚組ベスト。プラハの春、パリ五月革命など世界の政治運動の盛り上がりから半世紀となるのを記念したコンサート〈TOKIKO'S HISTORY〜花はどこへ行った〉の演奏曲を中心とした、活動の集大成となる作品。
収録曲
[Disc 1]
01時には昔の話を
02ひとり寝の子守唄
03愛のくらし
04この空を飛べたら
05この世に生まれてきたら
06ANAK (息子)
07美しい昔
08鳳仙花
09広島 愛の川
10今どこにいますか
111968
12あなたの行く朝
13Now is the time
14Revolution
15Never Give Up Tomorrow
16知床旅情
17琵琶湖周航の歌
[Disc 2]
01さくらんぼの実る頃 (フランス語ヴァージョン)
02百万本のバラ
03難破船
04美しき五月のパリ
05遠い祖国
06暗い夜
07枯れた楓
08波止場の夜
09悲しき天使 (遠い道)
10今日は帰れない〜パルチザンの唄〜
11暗い日曜日
12リリー・マルレーン
13名前も知らないあの人へ
14Pere-Lachaise (ピアフに捧ぐ)
153001年へのプレリュード
16蒼空
17愛の讃歌
18終りなき旅