ミニ・レビュー
バーンスタイン作品を収めた3枚組。交響曲第2番「不安の時代」や第3番「カディッシュ」のようなシリアスな作品から、「ファクシミリ」、「ファンシー・フリー」などのダンス系、「ディヴェルティメント」のようなユーモアを含んだ音楽まで広く集められている。佐渡裕やパーヴォなど弟子たちが指揮。
ガイドコメント
レナード・バーンスタインが生前に残した作品が、3枚のディスクに収められている。世界を代表するオーケストラや演奏家が、クラシックからミュージカルまで、マルチな分野で名作を残したバーンスタインの魅力に迫る。
収録曲
バーンスタイン:
[Disc 1]
01「キャンディード」序曲
02ファクシミリ-オーケストラのための振付的エッセイ
03「ウエスト・サイド・ストーリー」〜シンフォニック・ダンス
04管弦楽のためのディヴェルティメント
05「ワンダフル・タウン」序曲
06前奏曲、フーガとリフ-クラリネット・ソロとジャズ・アンサンブルのための
[Disc 2]
01ペンシルベニア通り 1600番地〜1.ジェファーソン大統領の行進曲
02ペンシルベニア通り 1600番地〜2.デュエット・フォー・ワン
03交響曲第2番「不安の時代」-オーケストラとピアノのための
04バレエ「ファンシー・フリー」
[Disc 3]
01交響曲第3番「カディッシュ」-オーケストラ、混声合唱、少年合唱、語りとソプラノ・ソロのための
02チチェスター詩篇-混声合唱、少年ソロとオーケストラのための
演奏
[1] (1)アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 (2)ウェイン・マーシャル(P) (2)〜(4)(6)パーヴォ・ヤルヴィ指揮 バーミンガム市交響楽団 (5)サイモン・ラトル指揮 バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ (6)ザビーネ・マイヤー(CL) ウェイン・マーシャル(P) [2] (1)(2)ジョン・マッグリン指揮 ロンドン・シンフォニエッタ アンブロージアン・コーラス ジュディ・カーン,ケヴィン・コルソン,デイヴィッド・ゲインズ,トレイシー・ミラー,リンダ・リチャードソン(VO) (3)ジェフリー・カヘイン(P) (3)(4)アンドリュー・リットン指揮 ボーンマス交響楽団 (4)ポール・サール=バーンズ(P) ポール・ターナー(DS) [3] 佐渡裕指揮 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 フランス放送合唱団 (1)カリタ・マッティラ(S) ユーディ・メニューイン(朗読) フランス放送少年合唱団 (2)ジョセフ・ミルズ(BOY-SOP) ミシェル・ノーマン=ウェッブ(S) ゾアツィヒ・グレゴワール(コントラルト) マサオ・タケダ(T) パトリック・イヴォラ(BS)