ミニ・レビュー
室内オケとチェロが作り出す親密な空間。そこからは外面的な効果よりも深々としたシューマンの内なる声が聴こえる。指揮はピアニストしても知られるラルス・フォークトだ。ピアノとチェロによる「幻想小曲集」や「3つのロマンス(シュヴァーベ編)」も美しい。チェロ好きにおススメだ。
収録曲
シューマン:
01チェロ協奏曲イ短調op.129
02アダージョとアレグロop.70 (チェロとピアノ編)
03幻想小曲集op.73 (チェロとピアノ編)
043つのロマンスop.94 (チェロとピアノ編) (G.シュヴァーベ編)
05民謡風の5つの小品集op.102
06F-A-Eソナタ〜第2楽章 間奏曲 (チェロとピアノ編) (G.シュヴァーベ編)
演奏
ガブリエル・シュヴァーベ(VC) (1)ラルス・フォークト指揮 ロイヤル・ノーザン・シンフォニア (2)〜(6)ニコラス・リンマー(P)