ミニ・レビュー
音の運びも響きのかたちも十分に明晰でありながら、一つ一つの音が絶え間なく情を孕んでうごめき迸る。音の仕掛けが真っ向充填され、政治的思いも強靭な2作だが、ネルソンスは淀まずもたつかず、響きの弾力柔軟性片時も損なわぬ圧倒的切れ味と速力で重さ粘り気を散消。思わず腰が浮く!★
ガイドコメント
注目を浴びているネルソンスが音楽監督を務めるボストン響と進めているショスタコーヴィチ・プロジェクトの第3弾。前2作ともグラミー賞を受賞している。新しいショスタコーヴィチ像を浮かび上がらせた。
収録曲
ショスタコーヴィチ:
[Disc 1]
01交響曲第4番ハ短調op.43
[Disc 2]
01交響曲第11番ト短調op.103「1905年」
録音
[1] 2018.3,4 [2] 2017.9,10