ミニ・レビュー
作曲家バーンスタインの多様な作曲スタイルを聴くことができる。アカデミックで前衛のにおいのする「セレナーデ」、ジャズの語法を取り入れた乱痴気騒ぎのようなバレエ曲、そしてロストロポーヴィチに捧げられた祝いの曲「スラヴァ!」。バーンスタインの歌声(結構渋くてかっこいい)が聴けるのも楽しい。
ガイドコメント
レナード・バーンスタインの「セレナーデ」、バレエ「ファンシー・フリー」、「スラヴァ」を収録。作曲家自身の指揮により、演奏はイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が務める。バーンスタインの卓越した才気ある音楽性を存分に堪能できる名盤。
収録曲
バーンスタイン:
01セレナーデ (プラトンの「饗宴」による、ソロ・ヴァイオリン、弦楽オーケストラ、ハープと打楽器のための)
02バレエ「ファンシー・フリー」
03スラヴァ! (政治的序曲)
演奏
レナード・バーンスタイン(指揮,(2)P,VO) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 (1)ギドン・クレーメル(VN) (2)ルス・メンセ(P) ディッキー・タラハ(DS) ティシー・ティエールス(ベースG)
録音
(1)79.10 (2)79.8 (3)78.10