ミニ・レビュー
マーラー風とは多少言い過ぎにせよ、バーンスタインが思いの丈をぶちまけた、きわめて主情的なブラームスである。しかしそれが不思議に堅固な構造と矛盾しないあたり、さすがに名指揮者の棒である。またそれに触発されたウィーン・フィルの全力投球ぶりも、めったにない聴きものであろう。
ガイドコメント
レナード・バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ブラームスの交響曲第4番と「悲劇的序曲」を収録(81年録音)。古典派に傾倒しながらも、老境にさしかかり熟練の域に達し、自身の個性を焼き付けた作品群が収められている。
演奏
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団