ミニ・レビュー
古賀政男が作曲した数多の名曲群から、藤山一郎、村田英雄、美空ひばりら大物歌手のヒット曲を厳選して編んだアンソロジー。いずれもが心に響く名曲ばかりで、いかに古賀が日本の歌を作り上げてきたかが再認識できる。各社競作であった「東京五輪音頭」は北島三郎と畠山みどりによるヴァージョンを収録。
ガイドコメント
1978年に国民栄誉賞を受賞している作曲家、古賀政男のベスト・アルバム。藤山一郎「丘を越えて」「酒は涙か溜息か」や島倉千代子「りんどう峠」、美空ひばり「柔」「悲しい酒(セリフ入り)」などを収録している。
収録曲
01丘を越えて (藤山一郎)
02酒は涙か溜息か (藤山一郎)
03影を慕いて (藤山一郎)
04サーカスの唄 (松平晃)
05誰か故郷を想わざる (霧島昇)
06熱砂の誓い (建設の歌) (伊藤久男)
07湯の町エレジー (近江俊郎)
08ゲイシャ・ワルツ (神楽坂はん子)
09りんどう峠 (島倉千代子)
10赤い靴のタンゴ (奈良光枝)
11東京ラプソディ (藤山一郎)
12青春サイクリング (小坂一也)
13人生劇場 (村田英雄)
14柔 (美空ひばり)
15悲しい酒 (セリフ入り) (美空ひばり)
16目ン無い千鳥 (大川栄策)
17無法松の一生 (度胸千両入り) (村田英雄)
18東京五輪音頭 (北島三郎、畠山みどり)
19丘を越えて (マンドリン演奏) (古賀政男指揮 明治大学マンドリン倶楽部)
20人生劇場 (大正琴) (古賀政男)
21影を慕いて (ギター演奏) (古賀政男)