ミニ・レビュー
これまでで最高(?)の「モツレク」。考えられる限りの新説・新解釈が加味されながら、常に解釈の流動性を追い求められてきた未完の白鳥の歌。ヤーコプスはジュスマイヤー版に回帰して合唱とソロの扱いも納得の新鮮味、何よりもオケと声楽の精妙なコントロールとバランス、音楽の鮮度が違う!★
収録曲
モーツァルト:
01レクイエム ニ長調K.626 (ジュスマイヤー版にもとづく、ピエール=アンリ・デュトロンによる再構築版)
演奏
ルネ・ヤーコプス指揮 フライブルク・バロック・オーケストラ RIAS室内合唱団 ゾフィー・カルトホイザー(S) マリー=クロード・シャピュイ(A) マキシミリアン・シュミット(T) ヨハネス・ヴァイサー(BR)