ミニ・レビュー
“着せ替え…”〜楽器は何であれバッハは変わらない。秀逸なタイトルの下で、驚きの共演。アレッサンドリーニがヴァイオリンを弾いてガッティが鍵盤を、とまでは行かないもののほとんどそれに近い程の捻りが心地好くディープなのです。細部までこだわり抜くふたりの、細部まで磨き上げられた音楽。★
収録曲
J.S.バッハ:
01ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ニ長調BWV1028 (原曲-ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
02ヴァイオリン独奏のためのパルティータ ト短調BWV1013 (原曲-フラウト・トラヴェルソのための)
03ハープシコードのためのソナタ ニ短調BWV964 (ヴァイオリン独奏のためのソナタ イ短調BWV1003からの編曲)
04トリオ ニ短調BWV583 (原曲-オルガンのための)
05ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ト短調BWV1029 (原曲-ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
06ヴァイオリンとハープシコードのためのフーガ ト短調BWV1026
演奏
エンリコ・ガッティ(VN) リナルド・アレッサンドリーニ(HC)