ミニ・レビュー
2018年に詩吟の師である父の意向を受け継ぎ、揖水流「詢風会」を設立した演歌歌手が4歳から歩んだ“吟の道”を収録したコメント付CD。ドラマティックな仕上がりが印象的なナレーション入りの構成吟「本能寺」に、とても9歳の時に収録したとは思えない上手さの「稗搗之歌」など、彼女のルーツや才に触れられる。
ガイドコメント
演歌歌手で詩吟の師範代でもある石原詢子がデビュー30周年を記念して放つ、初の詩吟をテーマにしたアルバム。「明日坂」「寿 契り酒」などこれまでの詩吟入りのシングル曲に加え、「黒田節」「白虎隊」といった有名な詩吟入りの民謡や歌謡曲も。
収録曲
01淡墨桜 (うすずみざくら) (詩吟「淡墨桜」入り)
02黒田節 (詩吟「名鎗日本号 (めいそうにっぽんごう)」入り)
03山行 (さんこう)
04稗搗之歌 (ひえつきのうた)
05明日坂 (詩吟「宝船」入り)
06偶成 (ぐうせい)
07武田節 (詩吟「風林火山」入り)
08富士山
09本能寺 (構成吟)
10結婚を賀す
11寿 契り酒 (詩吟「結婚を賀す」入り)
12月夜 (げつや)荒城の曲を聞く
13細石〜さざれいし〜 (詩吟「細石」入り)
14ほたるのふる里 (詩吟「何事も」入り)
15白虎隊 (詩吟「白虎隊」入り)
16偶成 (ガイドメロディー入りカラオケ)