ミニ・レビュー
何処まで行くのか。クルレンツィスとムジカエテルナの大暴走(!)は留まるところを知らない。今度は何とマーラー、しかも厭世的な“行進曲”の6番。音楽は世を映す鏡、現在の世界が描き出されるように、まさに現代音楽が響き渡る。深層の美学。悲劇を希望と説く、このコンビの魔性だ。★
ガイドコメント
ギリシアの俊英クルレンツィスによる初のマーラー。しかもオーケストラは古楽オケのムジカエテルナ。偉大さや崇高さ追求の最後の世代、鬼才クルレンツィスの手にかかって、マーラーの第6番が新たな変貌を遂げる。