ミニ・レビュー
2016年9月のライヴ録音。「展覧会の絵」でのパーヴォは、こけおどし的な表現を避け、N響の機能美を引き出すのに徹する。ヴァイオリンの対向配置が効果的(第2vnが強力)。「はげ山の一夜」は原典版を使用。オリジナルの自由奔放な妄想を再現したという意味では、ムソルグスキーらしさがいっそう味わえる。
ガイドコメント
ヤルヴィ、N響のR.シュトラウス・シリーズに続く第2弾。ラヴェル編曲の華麗な「展覧会の絵」、原典版を使った迫力の「はげ山の一夜」、リムスキー=コルサコフ編曲の「ホヴァンシチナ」と、N響の合奏能力フル稼働の一枚だ。
収録曲
ムソルグスキー:
01組曲「展覧会の絵」 (ラヴェル編)
02歌劇「ホヴァンシチナ」~第4幕第2場への間奏曲「ゴリツィン公の流刑」 (リムスキー=コルサコフ編)
03聖ヨハネ祭のはげ山の一夜 (交響詩「はげ山の一夜」原典版)