ミニ・レビュー
近藤浩志は、堀川高校、東京藝術大学、仏エコール・ノルマル、ブローニュ音楽院で学び、現在、大阪フィルでチェロのトップ奏者を務める。このアルバムには、旋律の美しい小品が集められていて、温かい音色や微妙なニュアンスなどに、近藤の歌心を満喫することができる。河合珠江が好サポート。
収録曲
01愛の挨拶op.12 (エルガー)
02夢のあとにop.7-1 (フォーレ)
03ただ憧れを知るもののみがop.6-6 (チャイコフスキー)
04吟遊詩人の歌op.71 (グラズノフ)
05無言歌ニ長調op.109 (メンデルスゾーン)
06ノクターンop.19-4 (チャイコフスキー)
07ヴォカリーズop.34-14 (ラフマニノフ)
08いつかの美しいあの日のようにop.64-1 (ポッパー)
09我が母の教えたまいし歌op.55-4 (ドヴォルジャーク)
10親愛なる言葉 (カサド)
11鳥の歌 (カタルーニャ民謡) (カザルス)
12万霊節op.10-8 (R.シュトラウス)