ミニ・レビュー
やるね! バーンスタイン。ロザンタール編による“オッフェンバックのパリ”が、あたかもブロードウェイのステージ上に蘇るかのような錯覚に陥る。ミュージカルなんだよねカンカンも、そんな気分で彼らのノリに身を任せる。……巨匠然となってしまう前、NYのバーンスタインは楽しい。
ガイドコメント
バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルの演奏により、優美なフランス音楽の名曲が堪能できる。オッフェンバックのオペレッタの名シーンより色とりどりの旋律が並ぶバレエ音楽「パリの喜び」、ビゼーの代表作である「アルルの女」第1・2組曲を収録。
収録曲
オッフェンバック:
01バレエ「パリの喜び」 (抜粋) (ロザンタール編)
ビゼー:
02「アルルの女」第1組曲
03「アルルの女」第2組曲
演奏
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック