ミニ・レビュー
“チェロペラ四重奏”と題されたアルバム。はい、チェロ4本でオペラしてます。同じ楽器の組み合わせながら、それぞれが丁々発止の音の饗宴を繰り広げて、壮大なオペラの世界を演じ切る。全員がパリ・オペラ座管の奏者たちである事を知れば、勝手に納得。アイディア倒れには終わらない好企画だ。
収録曲
01オペラ「アルセスト」〜パントマイム (グルック/オレリアン・サブレ編)
02賛美と誉れと栄光BWV231 (J.S.バッハ/オレリアン・サブレ編)
03オペラ「優雅なインドの国々」〜シャコンヌ (ラモー/オレリアン・サブレ編)
04オペラ「椿姫」〜花から花へ (ヴェルディ/オレリアン・サブレ編)
05オペラ「カルメン」〜前奏曲/煙草女工の歌/ハバネラ/セギディーヤ (ビゼー/オレリアン・サブレ編)
06オペラ「パルジファル」より (抜粋) (ワーグナー/H.ヤコボフスキー編)
07タイスの瞑想曲 (マスネ/オレリアン・サブレ編)
08亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー/オレリアン・サブレ編)
09道化師の朝の歌 (ラヴェル/オレリアン・サブレ編)
10夢のあとに (フォーレ/オレリアン・サブレ編)
11タンゴ (ピュッツ)
12オブリヴィオン (ピアソラ/オレリアン・サブレ編)
13フラグメント (ガーシュウィン/T.ミフネ編)
演奏
クアチュオール・チェロペラ(クララ・ストロース,ジェレミー・ブーレ,タチアナ・ウーデ,オレリアン・サブレ)