ミニ・レビュー
ギトリスの82年11月、新潟県加茂文化会館でのライヴ録音。今から36年前(つまり彼が60歳の頃)の録音であるが、この頃すでに彼の演奏は超個性的。聴き手の好き嫌いがはっきりと分かれるであろう。ただ、バルトークの無伴奏ソナタは彼の変幻自在のヴィルトゥオジティに圧倒される。
収録曲
01ヴァイオリン・ソナタ第3番二短調op.108 (ブラームス)
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117 BB.124 (バルトーク)
03詩曲op.25 (ショーソン)
04カプリースop.1〜第13番変ロ長調 (パガニーニ/クライスラー編)
05カプリースop.1〜第20番ニ長調 (パガニーニ/クライスラー編)
06序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調op.28 (サン=サーンス)
07スペインop.165〜第3番マラゲーニャ (アルベニス/クライスラー編)
08中国の太鼓op.3 (クライスラー)
09愛の悲しみ (クライスラー)