ミニ・レビュー
ピアノ協奏曲全曲演奏による“ベートーヴェンの旅”、シベリウスの小品集に続いて出されたのはショパン。これまでの過程からすれば意外だが、構築性に歌心、色彩感をより深めていったアンスネスだからこそできるショパンが聴ける。圧倒的な構築性をもとに紡がれる音楽はすべてに説得力があるのだ。★
ガイドコメント
アンスネスの36年ぶりのショパン・アルバム。今回はバラード全曲と夜想曲4曲の組み合わせ。長らく温めていたバラード第4番の掌握を期に完成させた。円熟へと向かう壮年期の記念すべきアルバムとなった。