ミニ・レビュー
ヨーロッパを代表する中堅ピアニストとして揺るぎない地位を確立しているタローが挑む、ベートーヴェンの至高の名作である最後の三つのソナタ。常識的ではない、個性的な解釈がそこかしこに潜む辺りはさすが、彼にしか描けない音楽。普通ではないベートーヴェンを探す聴き手なら必聴。
ガイドコメント
アレクサンドル・タローによる、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30、31、32番を収録。フランス音楽を得意とするタローが、ピアノ作品の中でも重要な、晩年ベートーヴェンの後期3大ピアノ・ソナタに挑み、ドイツ古典派音楽の魅力に引き込む。