ミニ・レビュー
1968年、ソ連軍のプラハ侵攻でカナダに亡命したアンチェルが70年にアムステルダムでコンセルトヘボウ管を振ったライヴ。得意としていたハイドンの素晴らしさ。フランクでは無駄のない引き締まった指揮で、音楽がうねるように展開していく。「古典交響曲」もいい。音はやや硬質だがクリア。
収録曲
[Disc 1]
01交響曲第92番ト長調Hob.1-92「オックスフォード」 (ハイドン)
02交響曲ニ短調 (フランク)
[Disc 2]
01パガニーニの主題による狂詩曲op.43 (ラフマニノフ)
02交響曲第1番ニ長調op.25「古典交響曲」 (プロコフィエフ)
03交響曲第104番ニ長調Hob.1-104「ロンドン」 (ハイドン)
04アンチェルのインタビュー
演奏
カレル・アンチェル指揮 [1] [2] (1)(2)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 [2] (3)オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 [2] (1)ダニエル・ワイエンベルク(P)
録音
[1] [2] (1)70.1 [2] (2)69.2 [2] (3)70.7 (4)68.7