ミニ・レビュー
ソロ、オーケストラや室内楽で活躍している二人は、幾度も共演してきた音楽仲間。ならばこその、ヴァイオリンとチェロのみというチャレンジングなアルバム制作。安定した技巧と十分に歌われるメロディに加え、情熱をぶつけ合っての二人のやり取りも楽しい。この形のデュオの豊かな可能性も示した。
収録曲
01パッサカリア (ヘンデル/ハルヴォルセン編)
022声のインヴェンション (J.S.バッハ)
03歌劇「セヴィリアの理髪師」〜序曲 (ロッシーニ)
04トルコ行進曲 (モーツァルト)
05「神よ、王を守りたまえ」による華麗なる変奏曲op.38 (セルヴェ、ギス)
06「タンゴの歴史」〜2.カフェ1930 (ピアソラ)
07リベルタンゴ (ピアソラ/深川甫編)
08G線上のアリア (J.S.バッハ)