ミニ・レビュー
今日のアイリッシュトラッド、ケルティック音楽のルーツも見えてくる、スペイン・バレンシアの音楽。彼らのトラッドと古楽復刻が程よい調和をきかせながら、彼らの&ヨーロッパ音楽のArrels(ルーツ)が解き明かされる。世代から世代へ語り伝えられる言葉、だから現代詩に置き換えての歌も輝く。★
収録曲
01わたしのかわいい赤ちゃん (ピカセンの子守歌)
02ファンダンゴ (器楽合奏)
03シショナのサンディンガ (バレンシア南部のファンダンゴ)/その晩わたしは夢をみた (すいかの踊り)
04グアダスアルのボレロ/自由な女のボレロ/ラルクディアのボレロ
05モレラのトクス (器楽合奏)
06慟哭の歌 (ウイショ渓谷の歌)
07愛人のペテネラ (ビラベリャのペテネラ)
08カン・デスティル/男のいない婦人
09お母さん、お母さん (アラカンの子守歌)
10ホタ「ラ・ペルディウェタ」 (器楽合奏)
11シャティバのファンダンゴとナン (器楽合奏)
12舞踏歌さまざま:ムーロの物売り娘/騎士の皆さん、ひどいでしょう/彼女の名はカタリナ
13アルカセルのシャケラ (器楽合奏)
14古い時代の聖母讃歌
15カン・デスティル/四大元素の歌
演奏
カペリャ・デ・ミニストレルス(エリア・カサノバ,ジュゼプ・アパリシオ(歌) カルレス・マグラネル(VG) リサニア・フェルナンデス(VG,ヴィオローネ) サラ・アゲラ(HP) エドゥアルド・ナバロ(バンドゥリア,バグパイプ,ドゥルサイナ(ダブルリード木管楽器)) ロベルト・カセス(テオルボ,G) アジズ・サムサウイ(カヌン(北アフリカのダルシマー)) ダビド・アンティック(BF) パウ・バリェステル(各種打楽器))