ミニ・レビュー
戦後間もない昭和20年代後半にブラジル音楽のバイヨンを流行らせ、“バイヨンの女王”の異名をとった生田恵子の編集盤。「東京バイヨン」「会津磐梯サンバ」「銀座マンボ」などラテン味付けの昭和の流行歌を多数収録。なめらかな美声と古色味わい深い楽団サウンドがモノラルの生々しい音で存分に楽しめる。
ガイドコメント
“バイヨンの女王”の異名をとる、1949年にレコード・デビューした生田恵子の企画アルバム。「東京バイヨン」「東京ティナティナ」や「銀座マンボ」など、代表曲を収録している。
収録曲
01恋の花咲くサンパウロ
02リオから来た女
03陽気なバイヨン娘
04アイ・アイ・バンジョー
05私のマンドリン
06君懐しのトランペット (共演:和田真三)
07会津磐梯サンバ
08ズンドコ・シャンソン
09ほたる (共演:宮城道雄、宮城衛)
10さくら さくら (共演:宮城道雄、牧瀬喜代子)
11花の哀愁
12チロルの花祭り
13オレンジの花
14ピンクの夢
15白い窓の見える丘
16山のホテル
17旅の歌姫
18旅路のバレリーナ
19バイヨン踊り
20東京バイヨン
21東京ティティナ
22東京クカラチャ
23銀座マンボ