ミニ・レビュー
タイトルはサンスクリット語で“心を鎮めて念慮すること”という意味。一見すると名曲集だが、このテーマに沿って咀嚼され、新たな解釈を得て演奏されるのは、“魂のピアニスト”平澤ならではの祈りの世界。抑えた表現の中、磨き抜き、思慮深く選ばれたひとつひとつの音が語っていく。
収録曲
01アルバムの綴 (つづ)り (スクリャービン)
02ノクターン第14番嬰ヘ短調op.48-2 (ショパン)
03ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2 (ショパン)
04愛の夢第3番 (リスト)
05間奏曲イ長調op.118-2 (ブラームス)
06練習曲変ロ短調op.4-3 (シマノフスキ)
07月の光 (ドビュッシー)
08タイスの瞑想曲 (マスネ/平澤真希編)
09トロイメライ (シューマン)
10月光ソナタ〜第1楽章 (ベートーヴェン)
11エリーゼのために (ベートーヴェン)
12祈り (平澤真希)