ミニ・レビュー
フランスの名伯楽と欧州屈指のオケによる、味わい深い演奏の詰まった3枚組。お国ものの幻想交響曲や、初演者としての風格が漂う「ペトルーシュカ」も捨て難いが、注目はブラームスの協奏曲。ドイツ系指揮者とはひと味異なる、アンニュイなセンスが魅力だ。
収録曲
[Disc 1]
01悲劇的序曲op.81 (ブラームス)
02交響曲第1番ハ短調op.68 (ブラームス)
[Disc 2]
01ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77 (ブラームス)
02交響曲第3番ヘ長調op.90 (ブラームス)
[Disc 3]
01幻想交響曲op.14a (ベルリオーズ)
02ピエール・モントゥー、ドリス・モントゥーへのインタビュー
[Disc 4]
01ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47 (シベリウス)
02ペトルーシュカ (1911年版) (ストラヴィンスキー)
演奏
ピエール・モントゥー指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 [2] (1)ナタン・ミルシテイン, [4] (1)ヤン・ダーメン(VN)
録音
[1] (1)62.5 (2)63.11 [2] (1)50.10 (2)60.10 [3] (1)194