ミニ・レビュー
東ベルリンの音楽一家に生まれたピーチは幼少から並外れた楽才を発揮、背景にはチェコ、ポーランドの血も流れる。東欧圏の音楽的美質をすべて兼ね備えたような、実に魅力的な音楽家だが、政治体制変革の苦難を通り抜け、独・米で研鑽を重ね、オケのコンマス、そしてソロ。さりげない深みある演奏。★
収録曲
01無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117 (バルトーク)
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調op.115 (プロコフィエフ)
03無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調op.27-2 (イザイ)
04無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調op.27-3「バラード」 (イザイ)