ミニ・レビュー
東京藝大卒業で日本音楽コンクール入賞の渡邊智道は、テクノミュージックに傾倒していた時期があるという。そんな耳にはバッハもショパンも新鮮に聴こえるのかもしれない。歴史の中で付けられた“手垢”がまったく付いていないピュアな演奏が、聴き手の耳にも新鮮に響く。新時代の感性だ。
収録曲
01マタイ受難曲〜コラール (J.S.バッハ)
02イギリス組曲第2番BWV807 (J.S.バッハ)
03シンフォニア ト短調BWV797 (J.S.バッハ)
04シンフォニア ヘ短調BWV795 (J.S.バッハ)
05シンフォニア変ロ長調BWV800 (J.S.バッハ)
06ノクターン第4番ヘ長調op.15-1 (ショパン)
07バラード第4番ヘ短調op.52 (ショパン)
08万霊節のための連祷 (シューベルト=リスト)