ミニ・レビュー
2018年75歳で逝去したヴァイオリニスト岡山 潔の芸術を集大成する意義ある企画。ボッセ指揮する神戸市室内管弦楽団とのベートーヴェンなど、作曲家の精神に肉薄する気概がすさまじい。バルトークの二重奏曲における格調高い表現など、室内楽も聴きごたえ十分だ。
収録曲
[Disc 1]
01ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61 (ベートーヴェン)
02ヴァイオリン協奏曲ニ短調WoO.1 (シューマン)
[Disc 2]
012つのヴァイオリンのための44の二重奏曲Sz.98 (バルトーク)
[Disc 3]
01ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423 (モーツァルト)
02ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調K.424 (モーツァルト)
03テルツェット ハ長調op.74 B.148 (ドヴォルジャーク)
04セレナード ヘ長調op.12 (コダーイ)
演奏
岡山潔(VN) [1] (1)ゲルハルト・ボッセ指揮 神戸市室内管弦楽団 (2)フォルカー・ヴァンゲンハイム指揮 ボン・ベートーヴェン管弦楽団 [2] [3] (3)(4)服部芳子(VN) [3] 深井硯章(VA)
録音
[1] (1)2002.10 (2)75.9 [2] 89.10 [3] (1)(2)92.9 (3)(4