ミニ・レビュー
ベルリン放送響との「ザ・グレート」は1955年のライヴ録音。アーベントロートの死の前年の演奏だが生気に満ちている。テンポの伸縮が特徴的。じっくりと行くかと思えば、快速テンポになったり、その揺れの大きさに驚かされる。ベルリン・フィルとのグルックは第二次大戦末期、1944年9月の録音。
収録曲
01交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレート」 (シューベルト)
02歌劇「オベロン」序曲 (ウェーバー)
03歌劇「オーリードのイフィジェニー」序曲 (グルック)
演奏
ヘルマン・アーベントロート指揮 (1)ベルリン放送交響楽団 (2)バイエルン国立管弦楽団 (3)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音
(1)55.9 (2)56.1 (3)1944.9