ガイドコメント
初めてECMと契約した日本人クラシック・ピアニスト、児玉桃による第2弾。ドビュッシー晩年の「練習曲集」に細川俊夫の「エチュード」を挟み込むという斬新な構成になっており、100年の時を経て、新たな親和性を味わうことができる一枚となった。
収録曲
ドビュッシー:
0112の練習曲〜練習曲第11番 組み合わされたアルペジオのために
細川俊夫:
02エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード2 点と線
ドビュッシー:
0312の練習曲〜練習曲第3番 4度のために
細川俊夫:
04エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード3 書 (カリグラフィー)、俳句、1つの線
ドビュッシー:
0512の練習曲〜練習曲第4番 6度のために
細川俊夫:
06エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード1 2つの線
ドビュッシー:
0712の練習曲〜練習曲第10番 対比的な響きのために
0812の練習曲〜練習曲第2番 3度のために
0912の練習曲〜練習曲第6番 8本の指のために
細川俊夫:
10エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード6 歌、リート
ドビュッシー:
1112の練習曲〜練習曲第1番 5本の指のために
1212の練習曲〜練習曲第12番 和音のために
1312の練習曲〜練習曲第8番 装飾音のために
細川俊夫:
14エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード4 あやとり、2つの手による魔法 (呪術)、3つの線
ドビュッシー:
1512の練習曲〜練習曲第7番 半音階のために
細川俊夫:
16エチュード1-6 ピアノのための〜エチュード5 怒り
ドビュッシー:
1712の練習曲〜練習曲第9番 反復音のために
1812の練習曲〜練習曲第5番 オクターヴのために