ガイドコメント
ルネサンス期のキャンピオンからパーセルを経てヘンデルまで、およそ2世紀にわたるイギリス声楽曲の歴史をたどるアルバムだ。澄んだソプラノのデイヴィッドソンと繊細なパーキンズのチェンバロが美しい。
収録曲
01もしも音楽が恋の糧となるのなら
02ばらよりも甘美で (≪パウサニアス≫第3幕)
03私は恋の病から逃れ去ろうと試みる (≪インドの女王≫第3幕)
04彼らは言います、あなたの強大な力が (≪インドの女王≫第4幕)
05組曲 ニ短調
06組曲 ニ短調
07組曲 ニ短調
08組曲 ニ短調
09風雨に打たれた帆が喜んで岸に向かう以上に
10光の創造主よ
11蜂が蜜を吸うところに潜み (≪テンペスト≫第5幕)
12眠りなさい、優しい天使よ! 眠りなさい、降りてきなさい (≪ユディット≫第2幕)
13ハープシコード・ソナタ 第5番 変ロ長調
14ハープシコード・ソナタ 第5番 変ロ長調
15あの罪を赦していただけますか (父なる神への賛歌)
16サビーナは千の魅力を持っていて
17無垢で恋の危険な手管など無縁のかわいいセリーナ
18ベリンダのかわいく楽しい姿が
19≪セメレ≫より おお眠りよ、なぜ私を見捨てるの (≪セメレ≫第2幕 第2場)
20≪セメレ≫より どんなに眠っても苦しい思いからは逃れられないのね (≪セメレ≫第3幕 第2場)
21≪セメレ≫より 私はいつも願いを聞いてあげるのに (≪セメレ≫第3幕 第4場)
22ああ! 愛するとは何と甘美なことか
23今や太陽が光にヴェールをかけ (グラウンドによる夕べの賛歌)
演奏
グレイス・デイヴィッドソン(S) ジュリアン・パーキンズ(cemb)