ミニ・レビュー
パパヴラミは、アルバニア出身で、パリで学んだヴァイオリニスト。バッハのオルガン作品やチェンバロ曲を自ら無伴奏ヴァイオリンに編曲し演奏している。楽器を十分に鳴らしスケールの大きな演奏を繰り広げる彼は、バッハに新たな命を与え、バルトークで真価を発揮する。
ガイドコメント
フランスのヴァイオリニスト、パパヴラミによるバルトークとバッハの無伴奏ソナタ。バッハの無伴奏2曲はオルガンとチェンバロのための作品からの編曲で、それをヴァイオリン一挺で表現するパパヴラミの演奏は見事の一言。
収録曲
J.S.バッハ:
01オルガンのための幻想曲とフーガ ト短調BWV542
バルトーク:
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117/BB124
J.S.バッハ:
03チェンバロのための組曲ト短調BWV822