ミニ・レビュー
跳び上がるような独特の指揮ぶりが懐かしく瞼をよぎる。微動だにせぬ堂々たる構成を保ちながらも、スタジオ録音とは比較にならない深い思い入れを込めたロンドン・フィルとの来日公演。第5番のライヴは崇高な精神の記録として聴き継がれるべき名演である。★
ガイドコメント
バーンスタイン以上にマーラーの心情奥深くに分け入る演奏をすると言われるテンシュテットの、84年の大阪ライヴがついに陽の目を見た。ライヴで最高に燃えるテンシュテットならではの名演がもうひとつ加わった。
演奏
クラウス・テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団