Aoyagi Izumiko (アオヤギ・イヅミコ)
プロフィール
ピアニスト。東京芸術大学、同大学院博士課程修了。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。安川加壽子、ピエール・バルビゼに師事し、フランス留学から帰国した1980年に初リサイタルを開いた。以来、フランス音楽を中心に独自のリサイタルを毎年開催し、ドビュッシー・シリーズと銘打ったコンサートも7回にわたって繰り広げてきた。一方、文筆活動にも意欲を抱き、パリで研究を重ねた後、1989年、芸大の大学院での論文「ドビュッシーと世紀末の美学」によって、フランス音楽の分野で初めての学術博士号を授与された。1999年には『翼のはえた指ーー評伝安川加壽子』で第9回吉田秀和賞を受賞し、祖父青柳瑞穂の評伝『真贋のあわいに』では日本エッセイスト・クラブ賞を受賞するなど、執筆の分野でも活躍中である。
- [出身] 日本
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