1941年4月25日生まれ、仏・リヨン出身の映画監督／脚本家。俳優／映画監督のニルス・タヴェルニエは息子。法学部の学生時代に映画批評を書き、64年にオムニバス映画『キス！キス！キッス！』で映画監督デビュー。74年の長編デビュー作『サン・ポールの時計台』がベルリン国際映画祭銀熊賞などを受賞。以降もコメディ、ミステリー、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの作品を製作し、84年の『田舎の日曜日』がカンヌ国際映画祭監督賞、95年の『ひとりぼっちの狩人たち』がベルリン国際映画祭金熊賞ほか、受賞歴も多い。また、映画普及機関のリュミエール研究所の所長も務める。2021年3月25日にサント＝マキシムで死去。79歳没。