1928年8月9日生まれ、米・カリフォルニア州ロングビーチ出身のヴァイオリニスト。本名はカミラ・ドロレス・ウィックス。ノルウェーで著名なヴァイオリニスト兼教師の父、ピアニストの母をもつ。7歳でデビュー。ジュリアード音楽院でルイス・パーシンガーに師事し、ニューヨークで初ソロ・コンサートを開催。18歳でニューヨーク・フィルとカーネギーホールに出演し国際的キャリアを始めて以来、世界主要オーケストラと共演。51年に育児のため活動休止するも、再開後は多くの大学で後進の指導に当たる。99年にノルウェーでの業績を称えられ、聖オーラヴ勲章を受勲。2020年11月25日に米・フロリダ州ウェストンの娘の家で死去。92歳没。