1982年に結成した日本のニューウェイヴ・バンド。さまざまな要素をミックスさせ、特にベルカントを用いたイタリア語での歌唱とイタリア・オペラと現代ポップスを融合させた斬新な音楽性で“ニューウェイヴ・カンツォーネ”とも呼ばれる。メンバーはかの香織（vo）のほか、寺師徹（g）、横山英規（b）、渡辺蕗子（key）、塚原卓（sax）、棚沢雅樹（ds）、古田たかし（ds）。83年、アート系カセットマガジン『TRA』特別号としてのアルバムを経て、85年にメジャー・デビュー。86年の12インチ・シングル「L'alma bella-美しき魂」以降は個人活動に移行。また、“プレ渋谷系”と称されることも。