Fujioka Sachio (フジオカ・サチオ)
プロフィール
1962年、東京生まれの指揮者。幼少よりピアノとチェロを学ぶ。指揮法を渡邉暁雄、小林研一郎、松尾葉子に師事。慶應義塾大学文学部卒業後、1990年に渡英、王立ノーザン音楽院大学院指揮科に入学する。1992年には、マンチェスターのオペラ・シリーズでマスネの歌劇「シンデレラ」を指揮、日本人であるにもかかわらず、才能ある英国人若手指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴズ記念奨学賞」に特例で選ばれた。1994〜6年、BBCフィルハーモニック副指揮者に就任。以後、ヨーロッパの各地でオーケストラと共演し、成功を収める。1995年、日本フィルの定期演奏会で日本でのデビューを飾った。日本フィル指揮者及びマンチェスター室内管弦楽団の首席指揮者を務める傍ら、2000年から関西フィルの正指揮者に就任。また、吉松隆作品のCD録音は高く評価されており、今後も全管弦楽作品を録音していく予定である。渡邉暁雄の最後の愛弟子である。
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