1968年9月18日、大阪生まれのオーボエ奏者。東京芸術大学在学中の1991年、新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者に就任。オーボエを中山和彦、北島章、小畑善昭、小島葉子、ランダル・ヴォルフガング、ギュンター・パッシンに、また室内楽を村井祐児、中川良平に師事。新日本フィルを初めとする多くのオーケストラとソリストとして共演、また、室内楽の分野でも幅広く活躍中。これまで共演したメニューイン、ロストロポーヴィチ、朝比奈隆、シモン・ゴールドベルクなどの名匠からも高い評価を受けている。1994年よりサイトウ・キネン・オーケストラにしばしば参加、小澤征爾からの信頼も厚い。柔らかく甘い音色と、バロックから現代音楽に至る幅広い様式に対応する音楽性の高さで注目されている。