1929年11月17日生まれ、北海道函館市出身の作家／ルポライター。本名は後藤力（ごとう・つとむ）。東北大法学部在学中から執筆を始め、大学卒業後は『微笑』『女性自身』など女性誌で活動。73年に『ノストラダムスの大予言』を執筆。16世紀の仏医師・ノストラダムスの詩を「1999年7の月 空から恐怖の大王が降ってくる」などと訳して人類滅亡への危機感を煽り、250万部の大ベストセラーに。74年には映画化もされ、日本の予言書やオカルトブームの火付け役の一人となった。以降も多くの著書を手掛け、2013年には『H.G.ウェルズの予言された未来の記録』を刊行。2020年6月16日に誤嚥性肺炎のため埼玉県内の病院で死去。90歳没。