1953年6月7日生まれ、英・ランカシャー州バカップ出身のミュージシャン。6歳の時にローデシア（現・ジンバブエ）やザンビアを経て南アへ移り、ズールー族の文化に影響を受ける。ウィトワーテルスランド大学で学び、黒人ミュージシャンのシポ・ムクヌと“ジュルーカ”を結成。アパルトヘイト（人種隔離政策）下で何度も逮捕されるも自身のスタイルを貫き、“白いズールー”と称される。81年にアルバム『アフリカの夜明け』がヒット。ネルソン・マンデラについて歌った87年の「アシンボナンガ」も話題に。その後もサヴーカを結成し、ワールドミュージック・ブームの火付け役を果たす。2019年7月16日に癌のためヨハネスブルクの自宅で死去。66歳没。