1933年5月13日生まれ、旧満州出身のジャズ歌手。本名は三宅光子（みやけ・みつこ）。日本音楽学校卒業後、1953年5月にプロキャリアをスタート。レイモンド・コンデとゲイ・セプテットの専属歌手を経て、フリーに。58年に初アルバム『東京キャナリーズ』を発表。以来、リサイタル、TV、ラジオ、ライヴハウスなどジャズ一筋に歌唱。74年より2018年6月までマーサ三宅ヴォーカルハウスを開校し、大橋純子、今陽子、芹洋子らを輩出。94年に女性ジャズ歌手初の芸術祭賞を受賞。2000年に紫綬褒章、2006年に旭日小綬章を受章。56年に大橋巨泉と結婚し、2女をもうけるも、64年に離婚。2025年5月14日に老衰のため死去。92歳没。