1948年9月16日生まれ、東京都出身の大相撲力士／歌手。本名は澤田昇（さわだ・のぼる）。大関・増位山大志郎の長男として三保ヶ関部屋で誕生。67年に瑞竜として初土俵を踏む。翌年に増位山の名を継ぎ、70年に入幕。79年に小結、関脇と昇進し、2場所連続で技能賞を獲得。80年に大関に推挙され、史上初の親子大関となる。81年の3月場所をもって現役を引退。親方として10代三保ヶ関を襲名して部屋を継承。また、現役時代の72年に「いろは恋唄」で歌手デビューを果たし、「そんな夕子にほれました」「そんな女のひとりごと」がヒット。絵画でも二科展に入選するなど、多才で知られる。2025年6月15日に死去。76歳没。