SHIOKAWA YUKO (シオカワ・ユウコ)
プロフィール
東京生まれのヴァイオリニスト。1958年、11歳でペルーのリマに渡り、クレーメルに師事し、リマ交響楽団と共演してデビューを飾る。61年からミュンヘン音楽大学のウィルヘルム・シュトロスのもとで研鑚を積む。指揮者クーベリックに認められ、67年から名器ストラディヴァリ・エンペラーを貸与される。68年からはシャーンドル・ヴェーグに師事し、69年に帰国してリサイタル・デビューを果たす。その後も、ベルリン・フィルを初めとする欧州の主要なオーケストラと共演したり、75年にはザルツブルクでカラヤンとも共演するなど、世界的に活躍。また、ピアニストのアンドラーシュ・シフと組んでの室内楽にも意欲的に取り組み、86年のロンドン・ウィグモアホールでの4晩に渡るモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ・リサイタルは好評を博した。ヨーロッパを中心に活躍しているが、日本にも定期的に帰国して演奏活動をしている。シフ夫人でもある。
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