Yamabiko Setsuko (ヤマビコ・セツコ)
プロフィール
北海道札幌市出身、享保年間(1716〜36年)に江戸で生まれて人気を博した浄瑠璃の一種、河東節(かとうぶし)の演者。本名は小林峯子(こばやし・みねこ)。河東節十寸見会技芸総代で人間国宝(重要無形文化財保持者)。1957年に山彦節子の名を許され、河東節の初舞台を踏む。62年に十一代目市川団十郎襲名披露興行の「助六由縁江戸桜」の浄瑠璃で歌舞伎座に初出演。その後も市川家の「助六」の上演で指導・出演を続ける。92年に勲四等瑞宝章受章、94年に人間国宝となる。2017年10月の「河東節開曲三百年記念演奏会」、舞踊「海老」の浄瑠璃が最後の舞台となった。2018年10月30日に心不全のため死去。98歳没。
- [出身] 日本 北海道石狩振興局札幌市
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