
通算53枚目のシングル。TBS系ドラマ『わにとかげぎす』の主題歌に起用の「クモ」は、長瀬智也が同ドラマの原作を読み、不器用ながら必死に生きる主人公を想いながら書き下ろした爽快なロック・チューン。カップリングには国分太一作詞・作曲の「story」と、島 茂子とザ・ソイラテズ名義による「女の坂道」を収録。

ジャニーズイチ孤高の存在=TOKIOの52枚目のシングル。タイトルから“今回も冴えてますね!”といいたくなるハード・ロッキン・ポップ。カップリングの「ローライダー」はおしゃれなAOR風ロック。2曲ともに作詞・作曲は長瀬智也だが、今回の編曲はなんとTOKIO名義。強い。

通算51枚目のシングルは、フロントマンの長瀬智也が作詞・作曲・編曲を手がけたスケールの大きなミディアム・ロック。骨の太いギターと、歌詞の優しさが胸に沁みる。カップリング曲は、国分太一作詞・作曲。グルーヴに満ちたバンド・サウンドが聴ける。約20分のおしゃべりも最高に楽しい。

約1年半ぶり、50枚目のシングル。作詞作曲編曲は長瀬智也。サザン・ロックに乗せて、妖しげなドライブへと誘う。この土臭さ、最高ですね! カップリングの国分太一作「I believe」も、長瀬作「Can we...」もあわせて、まるでオルタナ・バンドだが、根底にしっかり“歌謡”があるのがたのもしい。

デビュー20周年を記念した企画盤。収録曲はファンのリクエスト投票から選出。デビュー曲「LOVE YOU ONLY」、中島みゆきとのコラボレーションによる「宙船」、椎名林檎が提供した「雨傘」、ファン投票1位の「Yesterday's」など、20年のキャリアを象徴する輝かしい楽曲が並ぶ。

デビュー20周年のアニバーサリーイヤー最初のシングルは、「JRA60周年記念」のCMでおなじみのナンバー。セッション性の高いロック・チューンで、ほこりっぽい風味もナイス。もはやなにが本職なのかわからなくなりつつある彼らの、バンドとしての魅力を再確認させてくれる。

バンド・スタイルならではのチームワークのよいサウンドで魅了するTOKIOのシングル。TVドラマ『クロコーチ』主題歌「ホントんとこ」、ヤマト運輸CMソング「Future」の2曲とも長瀬智也による作詞・作曲で、ギターのカッティングが気持ちよく響く、爽やかなロック・チューン。

表題曲はメンバーの国分太一による主演映画『だいじょうぶ3組』主題歌。長瀬智也が詞曲を手掛けた前作「リリック」とは対照的に、作詞にYUKI、作曲に蔦谷好位置を迎え、春という季節の訪れを情感豊かに表現。新たなスタートにふさわしい軽快なアレンジが利いた、ポジティブな温かさにあふれている。

「リリック」は大ブレイク中の日本テレビ系土曜ドラマ『泣くな、はらちゃん』主題歌。漫画の中から現実世界に飛び出してきた“はらちゃん”を長瀬智也が演じるファンタジーで、この主題歌も長瀬が作詞・作曲・編曲を手がけている。ただひたすらに想い続けるまっすぐな心は“はらちゃん”そのもの。

『sugar』(2008年)以来、約4年半ぶりとなるオリジナル・アルバム。切ないメロディと感情的なギター・サウンドがひとつになった「More」(作詞・作曲/城島茂)、ストレートなギター・ロック「The Course of Life」(作詞・作曲/国分太一)など、メンバーのオリジナル曲を含む17曲を収録。

松岡昌宏主演のTVドラマ『13歳のハローワーク』の主題歌「羽田空港の奇跡」を作詞作曲したのは横山剣。「KIBOU」はヤマト運輸のCM曲。どちらの曲も汗くさく、がむしゃら。その熱さが心地よさを生むロック・ナンバーだ。そのほかに新曲を2曲も収録する大盤振る舞いのシングル。

9ヵ月ぶりとなるシングルは、松岡昌広が主演するテレビ・ドラマ『高校生レストラン』の主題歌。嵐の「明日の記憶」で知られる平義隆が作詞作曲を手がけた。人との絆と未来への希望をテーマに、時代の空気を大きく吸い込んだ、スケールの大きなミディアム・テンポの歌。

安全地帯の玉置浩二が「TOKIOの代表曲を作る」という意気込みで書き下ろしたロック曲。“NaNaNa〜”と力強いコーラスで幕を明け、“大人にならねぇ〜”とべらんめぇ調の歌詞でたたみ掛け、サビで“太陽なんていらねぇ”と高らかに歌い上げる。TBS系ドラマ『うぬぼれ刑事』主題歌。

2010年2枚目のシングル。「−遥か−」はTUBEのメンバーが作った日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』DASH海岸のテーマ曲で、夏の海をテーマにしたミディアム・ナンバーだ。「Everlasting」はやはりミディアムのラブ・ソング。そして「DASH VILLAGE」はハーモニカも印象的なインスト。全体に大人っぽく、郷愁があって、しみじみと聴かせる。

通算41枚目のシングル。エッジの利いたロック・チューン「advance」は、すでにメンバーが出演のCMでお馴染み。おおらかでゆとりすら感じさせる「また朝が来る」はドラマ『ROMES 空港防御システム』のメイン・テーマ。ストレートにリスナーの心を捕らえるわかりやすい曲を収録している。

約11ヵ月ぶり、40枚目となるシングル。ジャニーズ系作品を多く手がけている清水昭男の作詞・作曲で、アコースティック・ギターをメインに据えた男臭く骨太なアメリカン・ロック的ナンバーだ。長瀬智也のワイルドで力強いヴォーカルが冴えている。

ドラマ『ヤスコとケンジ』のテーマ・ソングでもあるシングル。作詞と作曲は椎名林檎で、アレンジは東京事変が担当。ジャジィなアプローチと起伏ある歌メロは、難易度もかなり高かったはず。バンドとして新たな扉を開いた一枚でもある。ライヴでどう料理するか。

中島みゆき、甲斐よしひろといったビッグ・ネームの楽曲提供で話題となった彼らだが、今回はなんと長渕剛。輪郭のはっきりしたメロディとたぎるメッセージに、船山基紀のレトロ感のあるアレンジ。伝える力にあふれたロック・チューンだ。長瀬主演のドラマ『歌姫』の主題歌。

中島みゆきの作曲作詞による作品らしく非常に詩的で、ほどよい重さがある。ノスタルジックといっては語弊があるかもしれないが、いい感じの古めかしさがTOKIOのイメージとうまくリンクしているのだ。また、長瀬の器用さと歌唱力(演技力?)に脱帽です。

再び甲斐よしひろとタッグを組んだパワフルなシングル。「ひかりのまち」は、ダウナーに響くギター・リフと長瀬のアツいヴォーカル・パフォーマンスを聴かせるロック歌謡。ブルース・ハープの鳴き具合も絶妙。クラシックなピアノ伴奏が印象的な「ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」は、メンバーのコーラス・ワークが泣かせる。

彼らとしては初の親父マインドに訴えるヒットとなった(4)以下、先行シングル曲を満載。そこにメンバーの自作曲を加え、全17曲というボリュームで迫る。国分の器用さは(11)を聴くまでもなく知っていたが、今回は長瀬が健闘。せつなくも武骨な(17)が泣かせる。

中島みゆき作詞作曲の表題曲は、長瀬智也のみのヴォーカルで彼主演のTVドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の主題歌だ。(2)はメンバー全出演のTVCM“Xbox360”の曲。ジャニーズの中でもB級キャラが素敵に際立つTOKIOの熱量満々でサイコー!

TBSサッカー・ドイツ大会テーマ・ソングで、サポーターになった気持ちで手を叩き、拳を振り上げ、声高らかに歌ってしまう応援歌。タイトルは中村俊輔選手から託された言葉で、久しぶりにメンバー全員の大合唱を交え、元気いっぱいに盛り上げている。

松岡昌宏主演のドラマ『夜王』主題歌(1)に、新曲(2)(3)をプラス。CMでおなじみ「♪今すぐボ〜ンボヤージュ」も、ピアノのインストで入ってます。その「明日を目指して!」ほどのインパクトには欠けるが、プロダクションが緻密になってきたのはなにより。

2005年唯一のシングルとなる「明日を目指して!」は長瀬智也の作詞・作曲によるシンプルかつストレートなロック・ナンバー。何があっても未来に向かって進んでいこう! というポジティヴなメッセージと簡素にして力強いバンド・サウンドが何とも気持ちいい。

約2年ぶりのアルバム・リリース。CMタイアップ曲やメンバー出演ドラマの主題歌など嬉しいラインナップに、横山剣提供曲や往年の名ドラ『俺たちは天使だ!』のカヴァー曲を加えるその選曲センスに脱帽。ファンのみならずレアな音楽ファンにも楽しめる出来栄え。

2004年、10周年を迎えた彼らの2年ぶりのオリジナル作。JR東海のCM曲としてヒットした(4)をはじめ、最新曲(13)までのシングル曲を中心に、メンバーの自作曲などの新曲や懐かしい曲をカヴァーした(11)を含む充実の内容。政治的な色合いの濃いジャケットにも注目だ。

日本テレビ系ドラマ『ナースマンがゆく』の主題歌で、“走れ! 走れ! 自分のために!”というサビのフレーズを聴いたことがある人も多いはず。人を勇気付け、背中を押す歌を歌いつつも、今や歌番組だけでなくバラエティ番組にも欠かせない存在の彼ら。いい曲!

元祖ジャニーズからV6に至るジャニーズ・ヒットの数々を年代順にカヴァーしてみせるという、ある意味とってもアンビシャスな10周年作。KinKi Kidsの(12)をSKETCH SHOWがアレンジするなど、トリビア的お楽しみも。ジャニ・ファンは必聴。★

デビュー10周年&30作目の記念すべきシングルで、表題曲を手がけたのは横山剣。ゴージャスなホーン・セクションが鳴る中を、長瀬の歌がいつもよりワイルドに、かつ妖しく展開していくのが聴きどころだ。(2)(4)は過去のヒット曲をライヴ用に編曲したもの。

筒美京平印の佳作「AMBITIOUS JAPAN」に続くシングルは、ドラマ『マンハッタンラブストーリー』の主題歌。よって、作詞はクドカン。器用なフォーク・ロック・サウンドでもってドラマティックに決める。サビのハーモニー&コーラスは驚くほどソフト・ロックしてます!

JR東海のCMでおなじみのこの曲。非の打ち所がないキャラクター、メロディ性、そして歌詞という三位一体からなる美しい統一感。さすが、TOKIO&筒美京平&なかにし礼といった布陣である。まさしくポップ性を高めた歌謡曲の“王道”といってもよい曲なのである。

前作『5 AHEAD』から約1年ぶりのフル・アルバム。スマッシュ・ヒット(3)(13)のほか、アッパーなロックからバラードまで、カラフルなサウンドが詰まった意欲作。ちなみに個人的にグッと来たのは、松岡君のダンス・ナンバー(8)。憎らしいほどの色気がある。

1曲目の「ding-dong」はモロなクリスマス・ソングではないが、多分にその時期のリリースを意識して作られた楽曲。曲調的にはポップで心和むミディアムの作品。2曲目の「glider」は、そのタイトルであるグライダーに夢を託して歌う前向きな歌だ。

(2)が現在ヒット中。“DASH村”でのヴァーチャル村おこしが最大のヒット作となるのでは、という懸念は相変わらずつきまとうものの、長瀬智也のヴォーカルにどことなく一皮むけそうな予感が。この曲および(3)を提供しているHIKARIは要注目かも。

元センチメンタル・バスの鈴木秋則が作曲を手がけた、華やかなホーンをフィーチャリングしたポップ・ソング。長いキャリアに人気が追いついてきた、旬のグループらしい安定感アリ。カップリングにはシンガー・ソングライターのHIKARIの曲も収録。

卒業や入学、就職、結婚など、人生の転機を迎えた人に向けて唄われるTOKIO流の応援歌。バンドという形態から、ジャニーズの王道からは外れたポジションにいる彼らは、常に楽曲に恵まれている。この曲も、押し付けがましさがない、いい曲ですね。

メンバーの自作曲は、城島茂の(5)と長瀬智也の(9)のみ。ヴァラエティ番組での息の合った雰囲気は、へたなバンドよりなんぼかバンドっぽいんだけどねえ。SMAP的“いまどき”感にも、かと言ってキンキのような歌謡性にも、音楽面で欠けてるのが惜しい。

カラダを張ったバラエティ出演とともに、バンドとしてもコンスタントな活動をするTOKIOのミニ・アルバム。アレンジに佐久間正英を迎えつつ、長瀬クンの歌だけでなくジャニーズ伝統のユニゾン・コーラスも聴かせつつミュージシャンシップを感じさせます。

初のセルフ・プロデュース作の5作目! しかもそれぞれ1曲ずつのソロでは作詞・作曲まで各自でこなす。音に現れた5人の個性の中、あくまで“笑い”を押さえる国分太一の異色さがギラリと光る。スティーヴィー・サラスほかの参加陣も豪華。

なまじなヴィジュアル系バンドよりよっぽどライヴはホネっぽい彼らだが、本作ではそうした部分とアイドルとしての顔とのバランスを少々取りあぐねている感じ。『サイコメトラーEIJI』の主題歌(11)のようなノンシャランとした感覚がもっとほしかった。

好きなんですよTOKIO。4作目にして初のベストに当たるこのアルバムにも、SMAP以上に自然体でV6よりはるかに骨っぽい、ジャニーズ系には得難い魅力があふれている。城島くんのカラフルなギター・プレイにも注目。あとは大名曲が1曲あれば……。

シングルのポップセンスには、思わずムムッと頷いてしまう良さがある。楽曲もGS風から60〜70年代のポップス・サウンドなどなど、ポップスが華やかりし頃のテイストを持った歌がぎっしり詰まっている。またコーラスワークの巧みさもチェックのポイントだ。

ジャニーズには珍しくバンドとして売り出しているTOKIOの2ndアルバム。演奏はけっして上手いとは言えないが、それを補って余りあるのが彼らの前向きな気持ち、そしてよく練られた楽曲のアレンジだろう。初回のみ、ライヴ・リストテープを封入。

ジャニーズのTOKIOの曲をダブ・マスターXやスライ&ロビーなど国内外のDJプロデューサーが、大胆なダンス・ナンバーにリミックス。全曲クラブ対応になっており、「時代をよろしく!」は今話題のジャングル! 彼らのファンはどんな反応をするんだろう?

ジャニーズ事務所が新たに結成した5人組のバンドがTOKIOだ。バンドという姿勢を取ってるとはいえ基本的にはアイドル的なノリが強いが、親しみやすくもクオリティの高い楽曲には感心させられる面も。楽曲の音質やアレンジ面は非常に質が高く奥深い。